血圧が測れるスマートウォッチ|医療機器認証で選ぶ【2026年版】
スマートウォッチで血圧は測れるのか。厚生労働省の管理医療機器認証(認証番号306AGBZI00008000)を取得したHUAWEI WATCH D2と、認証を受けていない一般的な血圧トレンド機能の違いをメーカー公表情報の出典付きで整理し、購入前の選び方をガイドします。
PR本記事はアフィリエイトプログラム(Amazonアソシエイト)を利用しています。
「スマートウォッチで血圧が測れる」という表示を見て、そのまま健康管理に使えると思っていないでしょうか。実は同じ「血圧」という言葉でも、厚生労働省の管理医療機器認証を取得した測定と、参考値にとどまる「血圧トレンド」機能とでは、位置づけがまったく異なります。この記事では、認証の有無を出典(メーカー公表情報)付きで整理し、血圧が測れるスマートウォッチの選び方を解説します。
この記事でわかること: (1) 認証済みの血圧測定と一般的な血圧トレンド機能の違い、(2) 厚生労働省の管理医療機器認証とは何か、(3) 認証を取得しているHUAWEI WATCH D2の特徴と注意点、(4) 血圧が気になる人向けの選び方
スマートウォッチの「血圧」表示には2種類ある
スマートウォッチ・スマートリングの製品情報で「血圧」という項目を見かけることが増えましたが、その実態は大きく2つに分かれます。
1つ目は、厚生労働省の医療機器認証を取得した測定機能です。薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に基づき、一定の性能基準を満たしていることが確認された製品にのみ認証番号が付与されます。
2つ目は、この認証を受けていない「血圧トレンド」機能です。光学式センサーなどのデータから血圧の変動傾向を推定するもので、多くの一般的なスマートウォッチに搭載されていますが、ウェルネス用途の参考値という位置づけにとどまり、数値の絶対的な正確性を保証するものではありません。
この2つを混同して選んでしまうと、「血圧を医療的に管理したい」という目的に合わない製品を選んでしまう可能性があります。両者の違いを整理すると、次のようになります。
| 項目 | 認証済みの血圧測定 | 一般的な血圧トレンド機能 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 厚生労働省が定める基準への適合を確認済み | ウェルネス用途の参考値 |
| 根拠 | 薬機法に基づく審査プロセス | メーカー独自のアルゴリズム |
| 数値の使い方 | 日常的な血圧の傾向把握の補助になり得る | あくまで変化の目安 |
| 診断への利用 | できない(受診が前提) | できない(受診が前提) |
| 代表機種 | HUAWEI WATCH D2 | 多くの一般的なスマートウォッチ・スマートリング |
表からも分かるとおり、どちらの測定方式であっても数値そのものが診断結果になるわけではありません。違いは、性能基準への適合が第三者的に確認されているかどうかという点にあります。
認証を受けていない血圧トレンド機能の数値は、日々の変化の傾向を把握する参考値であり、医療診断には使えません。体調に異変を感じた場合は、機器の数値にかかわらず医療機関を受診してください。
管理医療機器認証とは何か
管理医療機器は、薬機法上の分類の一つで、不具合が生じた場合に人体へのリスクが比較的軽いものの、一定の品質管理が必要とされる機器を指します。認証を取得するには、厚生労働省が定める基準への適合性を示す必要があり、この過程を経た製品にだけ認証番号が付与されます。
現時点で、コンシューマー向けウェアラブル端末のうち血圧測定機能について管理医療機器認証を取得している機種は限られています。本記事執筆時点(2026年9月)でメーカー公表情報により確認できる代表例が、HUAWEI WATCH D2です。
認証の有無・認証番号は変更・更新される可能性があります。購入前に必ずメーカー公式サイトまたはPMDA(医薬品医療機器総合機構)の情報で最新状況を確認してください。
HUAWEI WATCH D2: 血圧測定機能で管理医療機器認証を取得

HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計LCA-B10:ブラック
腕時計型でありながら血圧と心電図(ECG)を計測できる、厚生労働省の管理医療機器認証を取得したモデル。通院前の日常的な血圧管理を続けたいユーザーに向いている数少ない選択肢である。
- 厚労省認証番号306AGBZI00008000の管理医療機器で血圧を測定できる
- 側面電極に約30秒触れるだけで心電図(ECG)をその場で計測できる
- 1.82インチAMOLEDに9軸IMU・光学式心拍など多数のセンサーを搭載する
- 自動血圧測定をオンにした場合バッテリーは最大1日間しか持続しない
Amazon価格
¥49,320
HUAWEI WATCH D2は、メーカー公表情報によれば血圧測定機能について厚生労働省の**管理医療機器認証(認証番号306AGBZI00008000)**を取得しています。腕時計型でありながら血圧と心電図(ECG)の両方を計測できる、数少ない選択肢の一つです。
主な特徴は次のとおりです。
- 認証番号306AGBZI00008000の管理医療機器として血圧を測定できる(メーカー公表情報)
- 側面電極に約30秒触れることで心電図(ECG)をその場で記録できる
- 1.82インチAMOLEDディスプレイに9軸IMU・光学式心拍センサーなど多数のセンサーを搭載
- 自動血圧測定をオンにした場合、バッテリーは最大1日程度しか持続しない
価格はAmazonで¥49,320、レビュー件数は313件です。
HUAWEI WATCH D2は血圧測定機能についてこの認証を取得していますが、これは日常的な血圧管理を目的とした機器としての性能基準を満たしていることを示すものであり、医師による診断を代替するものではありません。数値に異常がある場合や体調不良を感じる場合は、必ず医療機関を受診してください。
選び方の基準
血圧が測れるスマートウォッチを選ぶ際は、以下のポイントを確認してください。
- 認証の有無を出典で確認する: 製品ページやパンフレットの「血圧」という表記だけで判断せず、メーカー公式サイトに認証番号の記載があるかを確認します
- 用途を明確にする: 日常的な血圧管理を続けたいのか、変化の傾向だけを緩く把握したいのかで、選ぶべき機種が変わります
- 測定の手間を確認する: 認証済み機種は測定時に静止する・カフを併用するなど、一般的な血圧トレンド機能より手順が多い場合があります
- バッテリー持続時間を確認する: 血圧測定を有効にすると消費電力が増える機種が多く、公称値より短くなることがあります
- 診断には使わないと理解して選ぶ: 認証済み機種であっても、あくまで日常管理の補助であり、体調不良時は必ず医療機関を受診する前提で使います
測定を習慣化する際の注意点
血圧が気になる人が計測を日々の習慣にする場合、機種の性能だけでなく測定方法にも気を配ると、傾向をより把握しやすくなります。
- 測定のタイミングを揃える: 朝起きてすぐ、就寝前など、毎日同じ時間帯に測ると変化を比較しやすくなります
- 姿勢を安定させる: 腕の位置や体勢が測定のたびに変わると、数値のばらつきが大きくなりやすいとされています
- 一度の数値で一喜一憂しない: 単発の数値ではなく、数日〜数週間の傾向として捉えることが推奨されています
- 記録をつける: 継続的な記録は、通院時に医師へ日々の変化を伝える資料としても役立ちます
これらはあくまで一般的な測定上の注意点であり、数値の解釈や治療方針の判断は本記事では行いません。血圧の値について不安がある場合は、自己判断せず医師に相談してください。
腕時計型で計測する際の一般的な留意点
腕時計型の端末で血圧を継続的に測定する場合、装着の仕方や生活習慣が数値に影響することがあります。バンドの締め付けが強すぎたり緩すぎたりすると、センサーの接触状態が変わり、測定結果に影響する可能性があります。また、運動直後や入浴直後など体温・血流が変化しているタイミングでの測定は、通常時と異なる数値が出ることがあるため、メーカーが推奨する測定条件を確認しておくとよいでしょう。
金属アレルギーや接触皮膚炎の既往がある人は、バンド素材にも注意してください。異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科等の専門医に相談することが推奨されます。
よくある誤解
- 「血圧に対応」=認証済み、ではありません。認証番号の記載がなければ、参考値の血圧トレンド機能である可能性があります
- 認証済みの機種でも、測定値をもとに自分で診断・服薬判断をすることはできません
- 認証を受けていない機種の血圧トレンド機能を「不正確」と断定することもできません。位置づけが異なるだけであり、日々の変化を把握する目的では有用な場合があります
FAQ
スマートウォッチで血圧は正確に測れますか?
機種によります。HUAWEI WATCH D2のように厚生労働省の管理医療機器認証(認証番号306AGBZI00008000)を取得した機種は、認証された測定方式で血圧を計測できます。一方、多くの一般的なスマートウォッチが搭載する「血圧トレンド」機能は医療機器認証を受けておらず、日々の変化の傾向を把握するための参考値にとどまります。
血圧トレンド機能と医療機器認証済みの血圧測定は何が違いますか?
血圧トレンド機能は光学式センサーなどから血圧の変動傾向を推定するウェルネス用途の機能で、医療機器としての認証を受けていません。医療機器認証済みの測定は、薬機法に基づき厚生労働省が定める性能基準を満たしていることが第三者的に確認されています。数値の位置づけが根本的に異なるため、製品選びの際は必ず区別してください。
HUAWEI WATCH D2の血圧測定結果は診断に使えますか?
使えません。HUAWEI WATCH D2は管理医療機器認証を取得していますが、これは血圧測定機能の性能基準を満たしていることを示すものであり、診断行為を代替するものではありません。数値に異常を感じた場合や体調不良がある場合は、必ず医療機関を受診してください。
管理医療機器認証とはどのような制度ですか?
薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に基づき、厚生労働省が定めた分類の一つです。管理医療機器は、不具合が生じた場合に人体への影響が比較的軽いものの、一定の管理が必要な医療機器を指します。認証番号が付与されている製品は、この基準への適合が確認されています。
認証番号はどこで確認できますか?
製品パッケージやメーカーの公式サイトに記載されています。HUAWEI WATCH D2の場合、認証番号306AGBZI00008000がメーカー公表情報として案内されています。より詳しい制度情報は厚生労働省または医薬品医療機器総合機構(PMDA)の公式情報で確認できます。
まとめ: 「血圧が測れる」は認証の有無で意味が変わる
スマートウォッチの「血圧」表示は、厚生労働省の医療機器認証を取得した測定と、参考値にとどまる血圧トレンド機能の2種類に分かれます。日常的な血圧管理を継続したい人にとって、HUAWEI WATCH D2のような認証済み機種は数少ない選択肢の一つですが、認証済みであっても診断には使えず、体調不良時は医療機関を受診することが前提です。
計測項目ごとの認証状況をより広く整理したい場合は、計測項目×認証マトリクスの記事もあわせて参考にしてください。
HUAWEI WATCH D2の詳細を見る
血圧測定機能で管理医療機器認証(認証番号306AGBZI00008000)を取得したモデルです。
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。